瀬戸内海の美しい景色を眺めたかったら、尾道観光がお勧めです。
四季折々の豊かな風情を見せてくれる広島県ですが、 その中でも海と山と坂の街として、老若男女から愛されてきたのが尾道です。
尾道観光では、瀬戸内海の美しい景色に加え、昔ながらの忘れかけていた日本の原風景を、彼方こちらに見る事が出来ます。
平成27年に「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として最初の日本遺産の一つにも認定され、映画やアニメなどの舞台としても使われる事の多い尾道ですが、
特別有名な観光地があるというわけではないので、初めて尾道観光をされる方は、どのスポットを訪れたら良いか分からないと言う方も多いでしょう。
このサイトでは、はじめて尾道を旅するかたにもお勧めのスポットの展望台・文学の小道・古寺巡り・商店街や、尾道でのお土産や宿泊、食事など、尾道観光のおすすめについて紹介していきます。
尾道へのアクセス
広島駅から尾道へは、
JR広島駅から新幹線こだま(約30分)→三原駅から岡山方面(乗車時間約12分)→尾道駅
JR広島駅から新幹線こだま(約40分)→新尾道駅から路線バス(約15分)→尾道駅
東京、大阪方面からの場合は
新幹線を福山駅下車⇒JR山陽本線三原・糸崎方面行きで尾道まで約20分
旧尾道市の概要
海を臨む観光地「坂の街」尾道
尾道市は広島県の南東部に位置する街。古くから海運の拠点として発展した、山と海に挟まれた街です。観光地としては、海を臨む「坂の街」として、あるいは本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」で有名です。
JR尾道駅前の緑道から東側をみた風景です。
左側が駅、右に見えるの海が尾道水道、その向こうの尾道市向島町はフェリーやレンタサイクルで行くことができる造船業が盛んな地区で、まわりは造船所やドックです。
正面には尾道大橋と新尾道大橋を望むことができます。
尾道駅前から東側の海岸通りにはウッドデッキが整備してあり、お店も多く海辺の散策にはもってこいです。
海岸通りからすぐに北側が商店街、そこから山に向かうと古寺や、文学の小道、志賀直哉旧居、展望台のある千光寺公園があります。
尾道観光の魅力
尾道は何といっても街の雰囲気が素敵ですから、ぶらりと歩いて巡るだけでもとてもよいところで、尾道ラーメンを食べて、何となく坂道をのぼり、ふと振り返れば、瀬戸内海の美しい景色を見られる魅惑あふれるところです。
しかし、尾道観光の魅力はそれだけに尽きません。
志賀直哉や林芙美子といった文人たちにも愛されたこの街には、今なお穏やかでノスタルジックな風景が残され、それと同時に新しい感性が盛り込まれたスポットが生まれています。
向島と船舶ドッグが見渡せる尾道水道、それに沿って続く海岸通にはオシャレでおいしいレストランがたくさん。
海岸通りから少し中に入れば昔懐かしい雰囲気の商店街。街の歴史を感じられる建物と、つい覗きたくなるような個性的なお店が入り交じる場所です。
商店街から線路を越えて山側に向かえば、いかにも尾道らしい坂道。尾道の街を一望できます。様々なゆかりのある寺社と、まるで隠れ家のような小さなお店があり、こちらも見逃せません。
さらに、「空き家再生プロジェクト」という若者たちの手によるムーブメントにも注目。使われなくなった古民家が、アーティスティックなスポットとして生まれ変わっています。
お天気が良ければ、少し足を伸ばしてしまなみ海道へ。本州と四国(愛媛県今治市)を島伝いに繋ぐ、全長約60キロの道路です。車での通行はもちろん徒歩や自転車での通行も可能なしまなみ海道では、毎年様々なイベントが開催され、各地から数多くの人が集まるスポットになっています。
持光寺、千光寺、天寧寺などの古寺めぐりコース(七佛めぐり)で、お寺周辺を散策するもよし、大林宣彦監督の尾道を舞台にした映画(転校生」小林聡美、「時をかける少女」の原田知世、「さびしんぼう」の富田靖子、「ふたり」の石田ひかり、「あした」の高橋かおり)のロケ地めぐりをするもよし。
瀬戸の島々の美しい風景を堪能するもよし、自転車に乗って瀬戸内の風を肌で感じてみるのもよし。日常を離れ、少しだけアクティブになってみませんか。
小さな街にたくさんの魅力が詰まった尾道、それでは実際の尾道観光情報ついてみて行きましょう。