原爆ドームから橋を渡ると、すぐに原爆の子の像が見えます。
原爆の子の像
以前はこの像の下のドームに折り鶴をかけて帰ったと記憶していますが、
今はたくさんの折り鶴が収められる屋根付きのブースが設置されています。
この像は全国から折り鶴が納められることでも有名で、私も江田島に住んでいたころに折り鶴を納めに来たことがあります。
碑文
原爆でなくなった兄姉の霊をなぐさめ世界に平和をよびかけるために広島市小・中・高校の子供が結集し、全国の友達の支援のもとにこれをつくる
一九五八年五月五日 広島平和をきずく児童生徒の会
こ の像は、2歳の時に被爆した佐々木禎子さんが、10年後に白血病で亡くなったことをきっかけに、同級生たちが、「原爆で亡くなったすべての子どもたちのた めに慰霊碑をつくろう」と呼びかけ、全国の3200余りの学校や世界9ヵ国からの寄付などにより、1958年5月5日に完成したものです。
像の高さは9メートルで、その頂上には折鶴を捧
レストハウス
観光案内所と売店があります。
雨が激しく降っていて、道路が冠水していたため、レストハウスには立ち寄りませんでした。
平和の灯
平和の灯の向うに平和の池、原爆死没者慰霊碑があり、そのむこうに平和記念資料館が写っていますが、
原爆ドーム、平和の灯、原爆死没者慰霊碑、平和記念資料館は一直線に並んでいて、この平和の灯は原爆ドームと原爆死没者慰霊碑の中間に位置しています。
この、平和の灯は全国の宗教団体から寄せられた宗教の火(宮島の弥山の「消えずの霊火」もあるそうです。)と、全国の工業地帯から届けられた「産業の火」を合わせたものだそうで、1964(昭和39)年8月1日に原爆が投下された日に広島に産まれた7人の女性により点火されて以来、「核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けよう」という反核悲願の象徴して燃え続けていて、台座は手のひらを空に広げた形を表現しているそうです。
国内外に分火されているほか、色々なイベントで使われている平和の灯ですが、市役所に許可申請すれば分けてもらえるそうです。
原爆死没者慰霊碑