尾道観光

広島観光 | おすすめの尾道観光コースや、食事、お土産について紹介しています。

尾道観光での食べ物、テイクアウト編

「ちょっと小腹がすいちゃった、でもレストランに入るほどではないな……」
そんなとき、気軽なテイクアウトはいかがですか? ふらっと立ち寄って、ちょっとつまめるオイシイモノを紹介します。

尾道海岸通りの夕やけカフェドーナツ
夕やけカフェ
海岸通りにハートの目をした女の子の看板が出現。そこが「夕やけカフェドーナツ」です。
国産小麦と有機素材を使った安心・安全なドーナツは、なんと女の子の瞳と同じハート型! しっとりとして素朴な味の生地に、キャラメルやシナモン、きなこなどでコーティングされています。
女の子でなくてもついテンションがあがってしまいそうなおいしさとかわいらしさです。海風を感じる散策のおともに、ドーナツはいかがですか。

尾道本通り商店街の路地にあるチャイサロンドラゴンチャイサロンドラゴン

本通り商店街から路地を覗きこむと、「チャイダー」という見慣れない言葉とカウンター。「チャイサロンドラゴン」の目印です。
お店の看板メニュー「チャイダー(グリーン)」は、抹茶&緑茶+サイダーという意外な組み合わせの飲み物。お茶とサイダーだから「チャイダー」というわけです。飲んでみるとお茶の風味と甘さがふわっと広がり、かつ後味はスッキリ。おいしさ新発見!とはまさにこのことです。
旅の途中、喉を潤したくなったらぜひこちらへ。クセになるおいしさです。

尾道パン屋航路
パン屋航路

志賀直哉が愛した街、尾道。彼はその著作「暗夜行路」の中で、美しく優しい尾道の情景を描いています。
「パン屋航路」はその作品の名前をもじった、おちゃめなパン屋さんです。店内はそれほど広くありませんが、地元の常連や名前に惹かれた観光客などで連日賑わっています。
ハード系のパンが多く、どれもシンプルながらしっかりと素材の味を感じられます。歯ごたえがあるので腹持ちがよく、軽めのランチの代わりにすることもできます。

尾道七佛めぐり(古寺めぐり)前編

尾道駅を出発して徒歩5分、「尾道七佛めぐり」の最初のお寺、持光寺です。

P10_持光寺

持光寺のご本尊は「五劫思惟阿弥陀如来」様。お念仏は「南無阿弥陀仏」です。また、国宝である「普賢延命像」が伝わっており、一度拝むと寿命が延びるといわれています。
持光寺は「あじさい寺」とも呼ばれ、季節になれば色とりどりの紫陽花が美しく咲き誇ります。

あじさい

こちらのお寺でぜひとも体験したいのが「にぎり仏」。右手に材料となる土をつけた棒を持ち、左手でそれを握って形にします。その後お顔を掘り、仏様とするものです。心が不思議と落ち着く、ありがたい体験です。
御朱印を集めようという方は、この持光寺で専用の御朱印帳を購入しておくことをお忘れなく。

持光寺から徒歩20分、2つ目のお寺は天寧寺です。

天寧寺

ご本尊は「釈迦牟尼仏」様、お念仏は「南無釈迦牟尼仏」と唱えましょう。
天寧寺に祀られている賓頭盧(びんずる)様の像は、自分が患っている箇所と同じ箇所をさすると治るといわれています。これが由来となり、地元の方には「さすり仏さん」と呼ばれ親しまれているほど。「肩こりが酷い」「腰が痛い」など自分の体に不調・不安があれば、賓頭盧様の同じ場所をなでてお祈りしてみましょう。

枝垂桜天寧寺の
3月中旬から4月中旬頃は五百羅漢堂の前の枝垂桜も見事です。
天寧寺五百羅漢像五百羅漢堂にはこの地方では珍しい五百羅漢の群像がずらりと並んでいます。

天寧寺の本堂から少し離れた所に三重塔があります。
夜はライトアップもされ尾道のシンボル的な塔として親しまれている三重塔は、別名海雲塔と呼ばれ、国の重要文化財に指定されています。
天寧寺は雷による出火で一度消失していますが、この三重塔は、足利義詮が寺を創建した当時の唯一の遺構ということで、元は五重塔だったものを、上部2層が痛んだため、現在の三重塔に改築したということです。
天寧寺三重塔付近から尾道水道を望むこの三重塔の付近からの景観も尾道の代表的な景観です。
ライトアップされた天寧寺三重塔
夜間はライトアップされています。

天寧寺から徒歩10分、あるいはロープウェイを利用して3分の場所にある3つ目のお寺、千光寺

千光寺

ご本尊は「千手観音菩薩」様、「おん ばざら たらま きりく」とご真言を唱えます。
小規模ながら清水の舞台と同じ舞台造りになっている本堂(赤堂)と、尾道の街に今なお時を知らせる鐘楼。その鐘の音と情景は志賀直哉の小説「暗夜行路」の中でも描かれています。
また、千光寺は尾道の街を一望できるビュースポットでもあります。ぜひ体験していただきたいのが千光寺内にある「くさり山」からの展望。本堂からの眺めももちろん素晴らしいのですが、「くさり山」ならばさらにその一段上からのパノラマを堪能することができます。

尾道七佛めぐり後編へ

尾道七佛めぐり(古寺めぐり)導入

「尾道七佛めぐり」をご存知ですか?七佛巡り

尾道には古くからお寺がたくさんあります。

あるとき、その中の7つのお寺が宗派を越えて手を結び、参り巡った人にご利益があるように、そして尾道を深く知ってもらえるようにと始めたのが「尾道七佛めぐり」です。

尾道駅から東に向けて、持光寺・天寧寺・千光寺・大山寺・西國寺・浄土寺・海龍寺と巡ります。
所要時間は参拝時間も含めて3~4時間。徒歩の場合は一部ロープウェイも利用する、なかなか大変な道のりです。

しかし、そこには自ら歩を進めた人にしか分からない静かで敬虔な気持ちと、心の琴線に触れるような尾道の美しい風景があることでしょう。

もちろん、一日ですべてのお寺を巡らず、寄り道をしながら一泊二日をかけて歩くのもよいですね。ほかのスポットと併せて回れば、また一味違った尾道の姿が見えてきます。少しディープに尾道を楽しみたい方には特にオススメです。
尾道七佛めぐり朱印帳
「尾道七佛めぐり」では、各お寺で御朱印をいただいて回り、それを全て集めると満願成就となって紙掛け軸をいただくことができます。

また、お寺ごとに違う彩石(パワーストーン)が販売されており、これも7ヶ寺全てで集めると厄除けにご利益のあるブレス念珠が完成します。七佛めぐりブレス念珠
熱心である必要はありません。気楽にのんびり、散歩をするような気分で、いつもと少し違う体験をしてみませんか。

尾道七佛めぐり前編へ

尾道の商店街を歩いてみよう

全長およそ2キロ、尾道駅近くから東へと伸びるアーケードの下が「おのみち本通り商店街」です。主に5つの通りからなるこの商店街では、古くから続くお店・建物と新しく生まれ変わったスポットがうまく融け合い、独特の雰囲気を生み出しています。

尾道の林芙美子像商店街へ最西端から入る場合の目印は「芙美子像」。

尾道を愛した文人・林芙美子を模した銅像で、その足元には作品「放浪記」より「海が見えた 海が見える 五年振りに見る 尾道の海は 懐かしい」という一節が刻まれています。

 

様々な種類のお店が並ぶ商店街、左右をキョロキョロと見回しながら、また時には路地を覗き込みながら歩いて行きましょう。

 

歴史ある和菓子屋さん、種類豊富なお土産屋さん、リノベーションを施したカフェやレストラン、セレクトショップ……「懐かしい」と「面白い」が詰まっています。

 

今ではなかなかお目にかかることのできない、レトロな建物をご紹介。
1つ目は「ゆーゆー」。こちらはお土産物屋さんです。
ゆーゆー

「ゆ」と書かれたのれんが示す通り、元々は銭湯だったそうです。

100年以上も続いたという「大和湯」の建物をそのまま利用しており、その中には尾道とその周辺の名物がズラリと並んでいます。
また、カフェも併設されていますので、建物の歴史を感じながら食事をとることも可能です。
営業時間:10:00~19:00(*冬期は10:00~18:00)
定休日:木曜日
所在地:〒722-0035
尾道市土堂1-3-20
TEL:0848-25-5505

2つ目は「尾道商業会議所記念館」。1階には尾道市の商業的な歴史資料の展示と、各種観光マップなどが置かれています。

尾道商業会議所

注目したいのはその2階。「商業会議所」ですから当然会議をするための場所があるのですが、その部屋がとても美しいのです。

議場

 深紅の絨毯に吹き抜けの天井、階段状の造りになったこの議場は、まさに大正ロマンといった風情に溢れています。教科書でしか見たことがなかったような見事な洋風建築を間近で見られる、隠れたスポットになっています。オススメです。

尾道らしさを感じられる1日観光コース

尾道は小さな街であるとはいえ、いざプランを考えてみると「どこからどう回っていいか分からない……」と悩んでしまう方もいるでしょう。
そんな方のために、ここでは尾道らしさを十分に感じられ、かつ回りやすいモデルコースをご紹介します。徒歩を前提としています。

尾道本通り商店街を通ってロープウェイへ

JR尾道駅を出発し、東へ。まずは入り口にある林芙美子像が目印の「尾道本通り商店街」に入りましょう。

P2_芙美子像

古き良き時代から残る建物と、その間に生まれている若く鋭い感性が入り混じる、懐かしくて新しい商店街です。気になったお店をチェックし、たまには路地を覗きこみながらのんびりと歩きましょう。基本的にはアーケードがついているので、お天気が悪い日も安心です。

この本通り商店街では尾道の商店街を歩いてみようで紹介している「尾道商業会議所記念館」※現在は観光案内所や会議室などとして利用されています。
や、100年以上も続いたという「大和湯」の建物をそのまま利用したお土産屋さん「ゆーゆー」などもあります。

また、おすすめのお土産で紹介している、古くから港町として栄えた尾道ならではの尾道帆布製品を扱う工房も、何軒か見つけることができます。

石畳小路
尾道の商店街にはこのような「小路」多くあり、海岸通りに繋がっています。
この小路は石畳ですが、小路にはそれぞれに違う趣がありますので、帰りにはのぞいてみましょう。

しばらく商店街を歩くと「ロープウェイのりば」と書かれた看板が現れます(中国銀行の建物がある四つ角です)。その看板に従えば、千光寺公園まで上がれるロープウェイの駅に着きます。

P3_ロープウェイ

尾道の街を一望しよう

ロープウェイに乗って千光寺公園へ向かいます。料金は片道280円(子供は半額)で、朝の9時から15分毎に運行しています。ちなみに往復チケットは440円と少し割引きになるので、下りもロープウェイを利用しようと考えている方はそちらを購入するとよいでしょう。
ガイドさんの話を聞きながら乗車すること3分、千光寺公園に到着です。

ロープウェイからの景色も良いのですが、ロープウェイから見る天寧寺三重塔と尾道水道
山の上からの眺めは、「これぞ尾道!」といえる絶景。瀬戸内海の島々が作る美しさを存分に楽しんでください。
尾道水道

尾道散策モデルコースは中盤に差し掛かります。

文学のこみちを抜けつつ、千光寺へ

千光寺公園から千光寺へは、文学のこみちでつながっています。文学のこみちの道すがらには、数々の文人たちが詠んだ句・書いた作品の一節が石碑として刻まれています。

ふとした瞬間やひとときの心を切り取った作品たちを自然の中で鑑賞するのは、実に風流なものです。

千光寺は「尾道七佛めぐり」の霊場の一つ。本堂にお参りをして行きましょう。可愛らしい絵馬やお守りも売られていますので、ご縁があるよう願掛けをするのもよいですね。

千光寺

そろそろお腹がすいた頃、さて何を食べようか

千光寺から下りてきて、再び商店街に入ります。「ロープウェイのりば」の看板が出たら、今度は逆方向に曲がりましょう。

お土産物屋などを見ながら海岸通りに抜けることができます。
この付近から海岸通りにかけては、多くのレストランや食事処、カフェなどが集まっています。その日の気分でお店を探してみましょう。

オススメなのはやはり尾道ラーメン。老舗「朱華園」をはじめ、お店がそこここにみられます。似ているのにどこか違う、それぞれのお店のラーメン。お腹に余裕があれば、食べ比べもよいかもしれません。

昭和の時代にタイムスリップ!懐かし映画の貴重な資料

尾道市役所近くに、「おのみち映画資料館」はあります。
小津安二郎監督の名作「東京物語」や原田知世の初主演作「時をかける少女」のロケ地となった尾道。「おのみち映画資料館」にはロケ当時の写真や各種ポスターなど、貴重な資料が展示されています。

尾道映画資料館

尾道散策モデルコースも、そろそろ後半です。

海岸通りを歩きながら再び駅へ

尾道水道を横目に見ながら走る海岸通り。駅までの帰り道は、ぜひこちらを歩いてみましょう。

歩道脇にはかわいらしい雑貨屋さんや個性的なカフェ、そしておいしそうな香りが漂うお土産物屋さん。商店街の中とはまた一味違った雰囲気のお店が並んでいます。

また、商店街へと抜けられる路地も多いので、行きに見そこねたお店がある場合などでもすぐに戻ることができますよ。尾道海岸通りの夕やけカフェ

海鮮系お土産の香りに釣られてみたり、海を見ながらまったりとお茶をしたり……リラックスした雰囲気の街で、思う存分羽を伸ばしてください。
せっかく海辺を歩くのですから、そちらを楽しむのもお忘れなく。

尾道から見える海の特徴といえば、対岸「向島」に見える船舶ドックです。巨大なクレーンが立ち並ぶ風景は、昼間に見るとなかなか迫力があります。

そして夜になればその迫力が一変、明かりがともり、港町らしい美しいシルエットが浮かび上がります。

JR尾道駅へたどり着き、モデルコースは終了となります。

尾道らしさを感じられる1日観光コースのまとめ

紹介したコースは、食事などの時間を含めてトータル3~4時間程度を想定しています。
時間に余裕のある方は、これに加えて「尾道七佛めぐり」「しまなみ海道」空き家再生プロジェクト」の見学に行ってみるのもよいでしょう。どちらもこのサイト内で紹介していますので、参考にしてください。
お気に入りのロケーション・モノ・ヒトを発見しながら、尾道の街を楽しんでください。

尾道観光おすすめコースの概要

しまなみ海道2
尾道は小さな街であるとはいえ、いざプランを考えてみると「どこからどう回っていいか分からない……」と悩んでしまう方もいるでしょう。

尾道らしさを十分に感じられるモデルコース

そんな方のために、ここでは尾道らしさを十分に感じられ、かつ回りやすいモデルコースをご紹介します。
紹介するコースは、ロープウェイや階段があるので徒歩で、食事などの時間を含めてトータル3~4時間程度を想定しています。
時間に余裕のある方は、これに加えて「尾道七佛めぐり」や「しまなみ海道」「空き家再生プロジェクト」の見学に行ってみるのもよいでしょう。すべてこのサイト内で紹介していますので、ご覧ください。
尾道の街以外、尾道市の観光についてもサイドメニューからご覧ください
お気に入りのロケーション・モノ・ヒトを発見しながら、尾道の街を楽しんでください。

まず尾道へのアクセスの確認です。

広島駅から尾道へは、
JR広島駅から福山まで新幹線(のぞみ)で25分、福山から尾道までJR山陽本線糸崎行きで20分
JR広島駅から三原駅まで新幹線こだま(約30分)→三原駅から岡山方面(乗車時間約12分)→尾道駅
JR広島駅から新尾道駅まで新幹線こだま(約40分)→新尾道駅から路線バス(約15分)→尾道駅
乗り継ぎなどによりますが1時間程度見ておいたほうが良いでしょう。

東京、大阪方面からの場合は
新幹線を福山駅下車⇒JR山陽本線三原・糸崎方面行きで尾道駅まで約20分

尾道駅尾道駅についたらトイレに行って、尾道観光のはじまりです。
ここでは概略を紹介します。

尾道駅を出て正面に海が見えますが、まずは駅から左(東)にすすみ商店街に向かいます。

商店街を通ってロープウェイへ

JR尾道駅を出発し、東へ。まずは入り口にある林芙美子像が目印の「尾道本通り商店街」に入りましょう。
尾道本通り商店街基本的にはアーケードがついているので、お天気が悪い日も安心です。
しばらく商店街を歩くと「ロープウェイのりば」と書かれた看板が現れます。

尾道の街を一望しよう

千光寺公園ロープウェイに乗って千光寺公園へ。
料金は片道280円(子供は半額)で、朝の9時から15分毎に運行しています。
ちなみに往復チケットは440円と少し割引きになるので、下りもロープウェイを利用しようと考えている方はそちらを購入するとよいでしょう。

ガイドさんの話を聞きながら乗車すること3分、千光寺公園に到着です。
山の上からの眺めは、「これぞ尾道!」といえる絶景。瀬戸内海の島々が作る美しさを存分に楽しんでください。

文学のこみちを抜けつつ、千光寺へ

文学のこみち千光寺公園から千光寺へは、文学のこみちでつながっています。

文学のこみちの道すがらには、数々の文人たちが詠んだ句・書いた作品の一節が石碑として刻まれています。

尾道でお勧めの食べ物

尾道のカフェ、こもんそろそろお腹がすいた頃、尾道でお勧めの食べ物は
千光寺から下りてきて、再び商店街へ。

お土産物屋などを見ながら海岸通りに抜けることができます。

この付近から海岸通りにかけては、多くのレストランや食事処、カフェなどが集まっています。その日の気分でお店を探してみましょう。

オススメなのはやはり尾道ラーメン。老舗「朱華園」をはじめ、お店がそこここにみられます。

尾道映画資料館

尾道映画資料館昭和の時代にタイムスリップ!懐かし映画の貴重な資料
尾道市役所近くに、「おのみち映画資料館」はあります。
小津安二郎監督の名作「東京物語」や原田知世の初主演作「時をかける少女」のロケ地となった尾道。「おのみち映画資料館」にはロケ当時の写真や各種ポスターなど、貴重な資料が展示されています。

海岸通りを歩きながら再び駅へ

尾道海岸通りの夕やけカフェ尾道水道を横目に見ながら走る海岸通りを歩いて尾道駅へ。
歩道脇にはかわいらしい雑貨屋さんや個性的なカフェ、そしておいしそうな香りが漂うお土産物屋さん。

JR尾道駅へたどり着き、モデルコースは終了となります。
それでは実際のコースを見て行きましょう。
尾道観光おすすめコースへ

尾道散策の心得

P10.5_七佛巡り尾道を旅行する際に、あらかじめ知っておきたいこと・気をつけておきたいことがあります。

尾道に着いてから「シマッタ!」と思うことのないよう、ぜひチェックしてみてください。

1、服装に注意! 歩きやすい・動きやすい格好がベター
「坂の街」といわれるほど、尾道は坂道が多い街です。

そのため、観光時の服装には気をつける必要があります。できれば楽に動ける格好で、身も心も軽く歩きたいものです。

特に「古寺巡り」や「山側の散策」を考えている方は、足元に要注意。履きなれない靴や、女性のヒール靴などは足を痛めてしまう原因にもなりかねません。

靴底がフラットで柔らかいものを選んだほうが安心です。
最後まで元気に旅を満喫するためにも、歩きやすい・動きやすいを心がけて。

2、細い道にも注目して
尾道には海側にも山側にも、メインストリートから伸びる細い道が何本もあります。

人一人通るのがやっとの道、どこに続いているか分からない道……。
そんな小さな道を、メインストリートから見える範囲だけでも覗きながら歩いてみてください。

「こんなところに隠れ家のようなお店が」「あんなところに気になるミニスポットが」など、なんとなく歩いていただけでは気付けない、本当の尾道らしさを発見することができます。

こちらのサイトでも、細い道にこっそりと隠れているお店をいくつか紹介しています。あなただけの「尾道探し」の参考にしてみてください。

3、尾道ラーメンはお早めに
尾道の名物といえば「尾道ラーメン」。せっかく旅行に来たからには、一度は食べておきたいものです。そこで、尾道ラーメンを食べに行く際の注意点を一つ。

全てのお店に当てはまるわけではありませんが、尾道ラーメン店は閉店時間が比較的早いのが特徴です。
「お酒を飲んだシメにラーメンを」と思っていたのに、行ってみたらもうお店の中は真っ暗……ということはありがち。気になるお店の情報はしっかりチェックしておきましょう。

また、お店によってはスープがなくなり次第営業終了という場合もあります。閉店時間にかかわらず、時間に余裕を持って行くとよいかもしれません。

尾道の1日観光モデルコースへ

尾道観光のおすすめコース

千光寺新道

瀬戸内海の美しい景色を眺めたかったら、尾道観光がお勧めです。

四季折々の豊かな風情を見せてくれる広島県ですが、 その中でも海と山と坂の街として、老若男女から愛されてきたのが尾道です。
尾道観光では、瀬戸内海の美しい景色に加え、昔ながらの忘れかけていた日本の原風景を、彼方こちらに見る事が出来ます。

平成27年に「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」として最初の日本遺産の一つにも認定され、映画やアニメなどの舞台としても使われる事の多い尾道ですが、
特別有名な観光地があるというわけではないので、初めて尾道観光をされる方は、どのスポットを訪れたら良いか分からないと言う方も多いでしょう。

このサイトでは、はじめて尾道を旅するかたにもお勧めのスポットの展望台・文学の小道・古寺巡り・商店街や、尾道でのお土産や宿泊、食事など、尾道観光のおすすめについて紹介していきます。

尾道へのアクセス

広島駅から尾道へは、
JR広島駅から新幹線こだま(約30分)→三原駅から岡山方面(乗車時間約12分)→尾道駅
JR広島駅から新幹線こだま(約40分)→新尾道駅から路線バス(約15分)→尾道駅
東京、大阪方面からの場合は
新幹線を福山駅下車⇒JR山陽本線三原・糸崎方面行きで尾道まで約20分

旧尾道市の概要

尾道観光

海を臨む観光地「坂の街」尾道

尾道市は広島県の南東部に位置する街。古くから海運の拠点として発展した、山と海に挟まれた街です。観光地としては、海を臨む「坂の街」として、あるいは本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」で有名です。

尾道緑道
JR尾道駅前の緑道から東側をみた風景です。

左側が駅、右に見えるの海が尾道水道、その向こうの尾道市向島町はフェリーやレンタサイクルで行くことができる造船業が盛んな地区で、まわりは造船所やドックです。
正面には尾道大橋と新尾道大橋を望むことができます。

尾道駅前から東側の海岸通りにはウッドデッキが整備してあり、お店も多く海辺の散策にはもってこいです。
海岸通りからすぐに北側が商店街、そこから山に向かうと古寺や、文学の小道、志賀直哉旧居、展望台のある千光寺公園があります。

尾道観光の魅力

尾道は何といっても街の雰囲気が素敵ですから、ぶらりと歩いて巡るだけでもとてもよいところで、尾道ラーメンを食べて、何となく坂道をのぼり、ふと振り返れば、瀬戸内海の美しい景色を見られる魅惑あふれるところです。

しかし、尾道観光の魅力はそれだけに尽きません。
志賀直哉や林芙美子といった文人たちにも愛されたこの街には、今なお穏やかでノスタルジックな風景が残され、それと同時に新しい感性が盛り込まれたスポットが生まれています。

志賀直哉旧居近くの千光寺新道
向島と船舶ドッグが見渡せる尾道水道、それに沿って続く海岸通にはオシャレでおいしいレストランがたくさん。
海岸通りから少し中に入れば昔懐かしい雰囲気の商店街。街の歴史を感じられる建物と、つい覗きたくなるような個性的なお店が入り交じる場所です。

商店街から線路を越えて山側に向かえば、いかにも尾道らしい坂道。尾道の街を一望できます。様々なゆかりのある寺社と、まるで隠れ家のような小さなお店があり、こちらも見逃せません。尾道観光ではよく猫に出合います

さらに、「空き家再生プロジェクト」という若者たちの手によるムーブメントにも注目。使われなくなった古民家が、アーティスティックなスポットとして生まれ変わっています。

お天気が良ければ、少し足を伸ばしてしまなみ海道へ。本州と四国(愛媛県今治市)を島伝いに繋ぐ、全長約60キロの道路です。車での通行はもちろん徒歩や自転車での通行も可能なしまなみ海道では、毎年様々なイベントが開催され、各地から数多くの人が集まるスポットになっています。

持光寺、千光寺、天寧寺などの古寺めぐりコース(七佛めぐり)で、お寺周辺を散策するもよし、大林宣彦監督の尾道を舞台にした映画(転校生」小林聡美、「時をかける少女」の原田知世、「さびしんぼう」の富田靖子、「ふたり」の石田ひかり、「あした」の高橋かおり)のロケ地めぐりをするもよし。

瀬戸の島々の美しい風景を堪能するもよし、自転車に乗って瀬戸内の風を肌で感じてみるのもよし。日常を離れ、少しだけアクティブになってみませんか。
小さな街にたくさんの魅力が詰まった尾道、それでは実際の尾道観光情報ついてみて行きましょう。

尾道散策の心得へ