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広島港に隣接した原生林、元宇品公園

原生林豊かな公園

広島港に隣接したところに緑が茂った小山が見えます。
それが宇品島です。宇品島は陸続きのように見えますが、短い橋で繋がっているだけの独立した島です。

宇品島の西側半分以上が元宇品公園になります。

元宇品公園全体が原生林に覆われヤブツバキ、クロキ、クスノキなどの広葉照葉樹が豊かに茂り瀬戸内海国立公園に指定されています。

元宇品公園へのアクセス

無料の駐車場があるので車で行けますが、市内電車を利用する場合は広島市内から広島港行きに乗車し、元宇品口電停で下車すれば、歩いて30分です。

バスであれば広島駅新幹線口から無料シャトルバスが一日7便ほど運行しているので、時間さえ気にしなければシャトルバスを利用することをおすすめします。

有料のバスであれば、広島バスが5分から20分刻みの幅で広島駅出発の紙屋町経由で運行しています。

朝は7時から夜は21時までの範囲で運行しており、細かいスケジュールを組まれている人には便利でしょう。

バスに揺られてグランドプリンスホテル広島に着けば、目の前に見えてくるのは南に穏やかな瀬戸内海が一望でき、その反対側には自然豊かな元宇品公園が見えてきます。

宇品灯台

そこから元宇品公園に向け、らせん的なスロープの車道を歩いて上ると、10台から15台ほどの車が停められる駐車場が見えてきます。その駐車場の奥へと進むと下りられる階段があり、そこに宇品灯台があります。

宇品灯台は1950年に新設されて1971年に灯塔の改築にあわせて回転機械等が取り付けられて現在の形になったとのこと。
因みに光源に使われているのは、1895年フランス製の六等レンズで、今もなお美しい輝きを保っています。

広島港から出港する船や入港する船の安全を計るために宇品灯台は片時も休まず広島港への道しるべとして信頼に応えているわけですね。

海食崖

駐車場からは宇品灯台の外観は見えにくく、海岸園路から海岸へ下りて少し離れたところからだと宇品灯台の全貌がはっきりと見えます。

さらに海岸沿いには海食崖(かいしょくがい)が見られます。
海食崖とは海の波によって浸食されてできた崖です。
長い時間を経てできあがった壮大な自然のアートですね。


食事は
元宇品公園の東側のグランドプリンスホテル広島やレストランなどで食事ができますが、お弁当などを持参されるのであれば、事前に準備をすることをおすすめします。

潮の香りと小鳥のさえずりを耳にしながら、お弁当片手に散歩は気持ちが良いです。
せわしい生活から少しだけ抜け出せたような気持ちになれるのではないでしょうか。

私のおすすめの時間帯は夕方です。日が落ちる前後の夕景は、最高のロケーションです。これは一見の価値ですよ。

参考ホームページ:https://motoujina.jimdo.com/