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呉の海軍グルメ

日本で独自に進化した西洋風の料理のことをさすことが多い「洋食」。

この「洋食」という日本独自の西洋料理には、精製された白米と魚中心の食事による兵士の脚気対策と体位向上のために、海軍が考案したものや、普及したものが多くあるようです。

呉には、旧海軍の軍艦「浅間」のコック長を務めた創業者が開業した「田舎洋食 いせや」、海軍のコックをしていた先代から受け継いだデミグラスソースの「自由軒」など当時の海軍の料理を伝承しているお店があります。

代表的な料理は、カレーや、東郷平八郎元帥がビーフシチューのワインの代わりに醤油を使って作ったという「肉じゃが」などです。(肉じゃがは呉発祥か舞鶴発祥かで論争が巻き起こリました。)

肉じゃが
また、呉では、平成20年に「大和のふるさと呉」グルメキャンペーンとして、旧海軍のレシピの記録を基に複刻した料理を「旧海軍ゆかりのグルメ」として多くお店で提供を開始し「海軍料理の町・呉」として認知されるようになりました。

参加している店舗では、戦艦大和のオムライス、海軍さんのチキンライス、給油艦隠戸(おんど)のロールキャベツなどを味わうことができます。

伝統として受け継がれている者以外の、海軍料理を復刻したものとされている料理には提供に基準があり、例えば「戦艦大和のオムライス」では、上のグリーンピースは縁起を担いで割り切れない奇数、中のご飯には麦飯を使います。
ソースはケチャップやケチャップソース(ケチャップとソースを混ぜたもの)の2種類、食後にはカップに並々と注いだ紅茶を出す。
というものです。
店舗ごとに多少の違いはありますが、呉では「旧海軍ゆかりのレシピ」をお試しください。戦艦大和のオムライス

呉の繁華街である中通では「田舎洋食 いせや」、「自由軒」
呉駅近くでは「呉阪急ホテル」や「coffee houseレスト」、大和ミュージアム近くでは「海軍さんの麦酒館」「SEASIDE CAFE BEACON(シーサイドカフェビーコン)」、などでいただけます。

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