宮島町内に本社を置くもみじ饅頭の老舗「やまだ屋」は、1932 年創業の老舗です。そのやまだ屋は、2010 年の 七夕に、JR 大野浦駅近くへ「おおのファクトリー」と直営店「早瀬庵」を、リニューアル オープンしました。「おおのファクトリー」は、その名の通り工場ですが、やまだ屋の直営 店「早瀬庵」は、やまだ屋自慢のお菓子が並ぶ店舗です。
ここではお茶を飲むこともでき、 やまだ屋の歴史を知ることができるばかりではなく、工場がガラス張りになっているので、 工場を見学することもできます。
3日前までに予約すれば、ベテランのもみじ饅頭ソムリエが、丁寧に説明をしてくれます。
お土産にもみじ饅頭もプレゼントしてくれるという嬉しいサービスもあります。
見学は無 料です。朝 9時から 15 時までの随時行われています。詳細は、やまだ屋さんのサイトで確 認できます。
やまだ屋のもみじ饅頭は、18 種類ありますので何を買えばいいか迷うほどです。
他社にない種類のものが 幾つかありますが、その一つが「朱もみじ」です。
夏の苺を摘み取り、餡にしたお菓子です。 食べてみると爽やかな口当たりで、甘ったるさもない美味しさでお勧めです。
また、もみじ饅頭以外にも、やまだ屋オリジナルの銘菓が並びます。その中では「老松」 「富久者有智(ふくわうち)」二つとも、お祝いなどにピッタリの縁起の良いお菓子です。
「富久者有智(ふくわうち)」は、弥山の守護神三鬼大権現の功徳を表した宝寿を模られ た、宮島・大聖院大 76 世座主大僧正裕信大和尚に命名されたというお菓子です。
小豆餡を、 きな粉で包んだお菓子は、煎茶、緑茶、ほうじ茶、抹茶と色々なお茶に合います。
「老松」とは、世阿弥の能の曲に由来するそうです。老いた松を表現したお菓子は、鶯餡た っぷりで、品の良い口当たりです。
やまだ屋早瀬庵には、全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した「桐葉菓」などをはじめ、 RAKU 山田屋の洋菓子系のお菓子も多数あります。
お車で訪問の際は、宮島街道を岩国方 面へ、また JR でお越しの場合は大野浦駅下車で、徒歩7~8分です。お隣がセブンイレブ ンになっていますので、迷われないと思います。 店舗情報などの詳細は、下記リンクのやまだ屋ホームページをご参考ください。
やまだ屋 http://momiji-yamadaya.co.jp
(http://momiji-yamadaya.co.jp/shouhin/koujou.php)
広島県廿日市市沖塩屋 2-10-52 TEL:0829-55-0001