子供連れ家族での広島観光

広島市内近くのハイキングコース,水分峡森林公園(みくまりきょうしんりんこうえん)

水分峡森林公園(みくまりきょうしんりんこうえん)

広島市内近くのハイキングコース

水分峡森林公園は、広島市から北東に位置する府中町にあり、渓谷と緑の自然豊かな憩いの場です。

公園の中では自然に囲まれた遊歩道で散策ができ、その先にはキャンプ場・展望台があります。広島市内からさほど遠くない場所で自然と触れ合うことができ、公園内の施設はすべて無料となっているので、とっても利用しやすいですね。

公園までは車で行くのがおすすめ

水分峡森林公園までのアクセスは、公園の入り口に無料駐車場があるので、車で直接行くことができます。
その他の交通手段ではバスがありますが、近くのバス停でも7分かかるので、できれば車で行かれることをおすすめします。

水分峡森林公園は、基本的にはハイキングや登山がメインです。
春夏秋冬それぞれの季節を感じながら自然の中を散策するのは気持ちのいいものです。

春は桜が心を癒し、秋は見事なまでの紅葉が観る者に感動を与えてくれます。

アウトドアを存分に楽しめる

水分峡森林公園は全体が登山やハイキングコースになっています。全てを制覇しようものなら一日では回りきれないほどの距離と、いろんなコースがあるので予めルートを決めておくと良いでしょう。

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展望台への登山コース、冒険心はほどほどに

それから気を付けないといけないのが、駐車場から小川を横目に見ながらスロープを登っていくのですが、キャンプ場を過ぎたあたりに展望台への矢印があります。

私の冒険心に火がついて、そこから獣道のような山道を登ったのが後悔の始まり。
展望台へは行けるのですが、ここはハードな登山です。
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このルートはおそらくご婦人方には厳しすぎるルートなので、避けた方がよいでしょう。
道は険しいので体力だけ使い果たしたって感じでした。

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歩きやすいコースで自然を満喫

キャンプ場よりも手前の岩谷観音ルートやその他のルートは比較的歩きやすいルートのようなので、一日時間を取って小鳥のさえずりに耳を澄ませ、緑豊かな自然と美味しい空気を満喫しながら散策すれば心身ともにリフレッシュすること間違いなしです。

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登山初心者におすすめの公園です

水分峡森林公園は、これから登山を始めようとしている方におすすめします。私が誤って歩いた獣道以外はご婦人の方にも安心して歩ける道がほとんどです。先ずは水分峡森林公園のルートで山登りの感覚を養うことができるので、練習にはもってこいの場所でしょう。
★写真:水分峡2
山登りは緩やかなルートであっても、一人では事故を起こした場合に連絡がとれません。必ず複数で、できれば家族で登ることをおすすめします。家族みんなが歩くスピードや休憩するタイミングなど、ペースを合わせ一つになれます。家族で山登りをすることで、家族の絆がより一層深まるのではないでしょうか。

参考ホームページ:https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/site/mikumari/

広島市江波山気象館で風速20メートルの風や雲の中を体験(江波山公園)

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江波山公園は公園としては小さな普通の公園ですが、公園内の広島市江波山気象館は気象に関するふしぎを体験することができ楽しかったです。
まだ体験していない人がいれば、一度体験することをおすすめします。

江波島だった江波山

江波山(えばやま)はその昔、広島のデルタに点在していた島の一つの江波島でしたが、約400年前に毛利元就によって埋め立てされ陸続きとなりました。
それから江波島は江波山と改名され、からは今の江波山となり、明治時代に広島市の公園とされたようです。
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江波山のえばやまざくら

江波山の桜は有名で、「えばやまざくら」と名前が付いているほどです。
広島市の桜の開花日については、江波山気象館の職員が開花を確認した日付が基になっているようです。

前置きはほどほどにして、江波山公園の紹介をします。
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アクセス

まずアクセスは、車でもバスでも、市内電車でも行けますが、

車で広島駅から15分程度ですが駐車場も狭く25台程度なので、できれば公共交通機関のご利用が安心です。

広電バス(6号線)江波車庫行きの「江波トンネル北」停留所から徒歩約10分です。
※広島駅からだと、「紙屋町」で乗換えが必要です。

広電では広島駅より江波線に乗り終点の「江波」駅から徒歩約15分と江波電停から少し距離があるので、バスをおすすめします。
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広島市江波山気象館

まず江波山公園に上ると目につくのが、広島市江波山気象館の立派な建物です。
広島市の重要有形文化財に指定された建物は、鉄筋コンクリート造りで、戦前の建物の特徴と新しいモダンなデザインを併せ持つ、建築技術的、そしてデザイン的にも大変優れているとのこと。

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科学の不思議体験や気象体験ができる

その貴重な広島市江波山気象館では、ちょっと楽しいイベントや体験コーナーを設けています。
体験コーナーでは、風速20メートルの風や雲の中を体験できたり、雷の実験を体験することができます。

まさに気象館ならではの体験コーナーです。
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その他には、科学の不思議に触れることができるコーナーや、「水のたび」と称して海から蒸発した水が雲となり雨となって地上に戻り、また海に帰っていく様子を映像でみることもできます。
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このような科学のふしぎや体験は、お子さんなら興味あるはずなので、ご家族にはおすすめスポットです。
建物の屋上にも上がれるので、そこからは広島市内が一望できます。
入館料は大人100円で、中学生以下は無料となっているので、ぜひ一度体験してみてください。休館日毎週月曜(祝日を除く)となっています。

広島市江波山気象館を出ると、江波山公園が目の前です。
今回は訪れた時期は2月なので、その気配は全くなしですが、桜の季節では満開で迫力があるのでしょうが、

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江波山公園で食事

江波山公園へ向けて短い階段を上がると、そこにはお食事処があるのかと思いきや、本格風のフレンチレストラン「シェ・ヤマライ」がありました。

お値段もそこそこ高級ではありましたが、店内はお客が多いく人気です。

電話082-294-1200で予約ができるので おそらく予約して来るの方が多いと思います。
定休日は火曜日
ランチ 12:00 – 14:30(ラストオーダー 14:00)
ディナー 17:30 – 22:00(ラストオーダー 21:00)
※日曜日は21:00まで(ラストオーダー20:00)

江波山公園での食事は、優雅にフレンチランチにするか、公園のベンチか気象館の屋上のベンチでお弁当のどちらかでしょうか。

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参考ホームページ:http://www.ebayama.jp/

広島市内の中心部の比治山公園から、広島市内を一望してみよう

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広島市内が一望できるオアシス

広島市内の中心部にありながら自然や芸術とふれあうことができ、図書館で楽しい時間を過ごすことができる比治山公園。

比治山公園は、花見と紅葉狩りの時季以外は、実にのんびりと散歩ができ、心休まる場所でもあります。
午前中は近くの年配の人が車で乗り付けて比治山公園で集合し、気の合った仲間で散歩をする光景もよく目にします。

その比治山には様々な施設がありますが、意外に知られていなかったりします。

そんな比治山の魅力を少しでも皆さんにお伝えしたくご紹介します。

市内から車なら数分で行ける近場です。
広島の人も広島以外の人も是非一度比治山公園の楽しさを体感してください。

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比治山へのアクセス

場所は、広島駅から市内電車で約7分の位置にあり、広島で名物の川の一つ京橋川が比治山の西側に流れています。時間に余裕があれば、広島駅から比治山まで川沿いを散策しながら歩くのもおすすめです。
天気の良い日は気持ちがいいです。

車であれば、比治山には無料の駐車場もあり、車を停めてゆっくりと比治山の中を散歩ができます。

比治山は標高70mと山としては高くなく南北に広い公園です。
どちらかというと丘というイメージですが、比治山に初めて来た人にはいろんな発見があり楽しめます。

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冒険心をくすぐる散策道

歩いていると、随所に展望台があるので広島市内を見渡すことができます。
昼間の景色と夜の景色は違って見えるので、どちらもおすすめです。

ただし、23時以降から翌朝の5時までは入れませんのでお気をつけください。

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広島市まんが図書館

時間に余裕がある人は、広島市まんが図書館があります。
まんが好きな人には堪らないことと思います。

初めての人はカウンターで「広島市立図書館共通貸出利用券」を発行してくれるので貸出しもできます。
比治山公園の木陰でのんびりとした時間を過ごしながらの読書もいいですね。

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広島市現代美術館

そして比治山公園には、日本を代表とした建築設計士の黒川紀章氏の作品としても貴重な広島市現代美術館があります。

古代ヨーロッパ風の広場と日本の蔵をイメージした外観は、逆に新鮮でもあり、まるで異次元の世界にでも降り立ったような感覚にさせられてしまいます。
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美術館の周辺には現代アートの彫刻やオブジェなどが展示してあり、散策しながら作品を発見することができ、意外な風景に目を楽しませてくれることでしょう。(どちらも月曜日が休館)

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ショッピングモールとの連絡通路

比治山公園の東側にはショッピングモールがあり、食べ物や飲み物を買って比治山公園でゆったりと時間を過ごすことができます。
このショッピングモールと公園をつなぐ連絡通路がユニークです。

この連絡通路は「スカイウォーク」と称されており、公園散策や比治山公園内にある広島市現代美術館、そして広島市まんが図書館に来館する目的で利用する方を対象としているようです。
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まるでショッピングモールがある街並みからゆったりとした自然の世界へと空間異動しているような感じです。

比治山公園に行った際には、このスカイウォークもおすすめなので、一度体験してみてください。
とにかくエスカレーターが長いです!
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参考ホームページ
広島市現代美術館:https://www.hiroshima-moca.jp/
広島市まんが図書館:https://www.library.city.hiroshima.jp/manga/
比治山スカイウォーク:http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1305683967421/index.html

芝そり広場など親子で楽しめ、ドッグランもある海田総合公園

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老若男女楽しめる公園

海田総合公園は、その名のとおりスポーツや運動、そして草花の観賞やキャンプなど、小さなお子さんから年配の方までが幅広く利用できる総合公園です。

海田総合公園は広島市街地から少し東側に位置した海田町にあり、山間の自然環境を上手く活かした公園でもあります。

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アクセス

海田総合公園へのアクセスは、車でお越しいただくか海田町内の循環バスが便利です。

駐車場は有料となり、普通自動車は一回のご利用が210円です。

海田総合公園の施設

公園の各施設としては、テニスコートや野球場といった競技としても活用できる本格的な設備や家族や仲間と一緒に多目的に活用できる多目的広場。blank
そして小さなお子さんが遊べる遊具広場など、スポーツや運動及びレジャー的に使える場所がいろいろとあります。
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広島市の公園では珍しいドッグラン

私がそこでまず目に付いたのが、ドッグランがあること。
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ドッグランを利用する場合は、海田総合公園ドッグラン登録証が必要なので、事前に管理事務所受付で手続きをしておけば利用できます。

ドッグランは、犬を放して自由に遊ばせることができる専用の広場ですが、広島市内及びその近郊の公園で専用の施設があるのは珍しいです。

多くの公園では犬と散歩がてら広場で放して遊ばす光景をよく目にしますが、人への危害の恐れは充分に考えられます。
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専用の施設があると一般の人や特に子どもたちが遊んでいる場所と隔離されるので、飼い主の方にとっても犬を放して思いっきり遊ばせることができます。

これなら安心できますね。

童心に返れる芝そり

それからもう一つ、私が年甲斐も無くわくわくさせられたのは、斜面をソリですべることができる施設があるということ。

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芝そり広場といって全長30mの天然の草斜面を、そりにまたがって一気に滑り降りることができる広場です。

これはとても爽快で大人でもけっこう楽しめます。童心に戻って遊べるのでおすすめです。
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その他で施設では、ハーブ園やフルーツガーデンといった香りや木の実の観察が楽しめます。

またロックガーデンといって石庭をイメージした場所があり、落ち着いた雰囲気で時間を過ごすことができます。

天気の良い日に散策をしながら、いい香りに包まれ日常の生活とは違った時間の使い方をしてみるのもいいのではないでしょうか。

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おすすめのポイント

海田総合公園は、スポーツや運動などはもちろんのこと、ちびっ子の遊び場や大人も一緒になって遊べる芝そりや、ゆっくりと落ち着ける場所など多彩に楽しむことができます。

園内には食堂もありますが、お弁当持参して家族みんなでお出かけしてみるのもいいですね。

海田総合公園は家族みんなが楽しめるイチオシの公園です。

参考ホームページ:http://www.kaita-park.jp/index.htm

広島港に隣接した原生林、元宇品公園

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原生林豊かな公園

広島港に隣接したところに緑が茂った小山が見えます。
それが宇品島です。宇品島は陸続きのように見えますが、短い橋で繋がっているだけの独立した島です。

宇品島の西側半分以上が元宇品公園になります。
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元宇品公園全体が原生林に覆われヤブツバキ、クロキ、クスノキなどの広葉照葉樹が豊かに茂り瀬戸内海国立公園に指定されています。

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元宇品公園へのアクセス

無料の駐車場があるので車で行けますが、市内電車を利用する場合は広島市内から広島港行きに乗車し、元宇品口電停で下車すれば、歩いて30分です。

バスであれば広島駅新幹線口から無料シャトルバスが一日7便ほど運行しているので、時間さえ気にしなければシャトルバスを利用することをおすすめします。
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有料のバスであれば、広島バスが5分から20分刻みの幅で広島駅出発の紙屋町経由で運行しています。

朝は7時から夜は21時までの範囲で運行しており、細かいスケジュールを組まれている人には便利でしょう。

バスに揺られてグランドプリンスホテル広島に着けば、目の前に見えてくるのは南に穏やかな瀬戸内海が一望でき、その反対側には自然豊かな元宇品公園が見えてきます。

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宇品灯台

そこから元宇品公園に向け、らせん的なスロープの車道を歩いて上ると、10台から15台ほどの車が停められる駐車場が見えてきます。その駐車場の奥へと進むと下りられる階段があり、そこに宇品灯台があります。
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宇品灯台は1950年に新設されて1971年に灯塔の改築にあわせて回転機械等が取り付けられて現在の形になったとのこと。
因みに光源に使われているのは、1895年フランス製の六等レンズで、今もなお美しい輝きを保っています。

広島港から出港する船や入港する船の安全を計るために宇品灯台は片時も休まず広島港への道しるべとして信頼に応えているわけですね。

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海食崖

駐車場からは宇品灯台の外観は見えにくく、海岸園路から海岸へ下りて少し離れたところからだと宇品灯台の全貌がはっきりと見えます。

さらに海岸沿いには海食崖(かいしょくがい)が見られます。
海食崖とは海の波によって浸食されてできた崖です。
長い時間を経てできあがった壮大な自然のアートですね。

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食事は
元宇品公園の東側のグランドプリンスホテル広島やレストランなどで食事ができますが、お弁当などを持参されるのであれば、事前に準備をすることをおすすめします。

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潮の香りと小鳥のさえずりを耳にしながら、お弁当片手に散歩は気持ちが良いです。
せわしい生活から少しだけ抜け出せたような気持ちになれるのではないでしょうか。

私のおすすめの時間帯は夕方です。日が落ちる前後の夕景は、最高のロケーションです。これは一見の価値ですよ。

参考ホームページ:https://motoujina.jimdo.com/