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海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)
呉市が運営していて入場料は無料ですが、内容は充実していると思いますので、
大和ミュージアムを訪れたら、こちらにも立ち寄ることをおすすめします。。
館内は
1F海上自衛隊の歴史
2F掃海艇の活躍
3F潜水艦の活躍
最後に潜水艦の中を見学できます。
てつのくじら館には、大和ミュージアムの右に写っている潜水艦の下をくぐって入場します。
大和ミュージアムの向かいの歩道を歩くとすぐに入口が見えてきます。
休館日は火曜日です。
潜水艦のしたをくぐって入口へ
お盆の期間中だからでしょうか、この日は6時閉館でした。
エスカレーターの明かりも潜水艦内をイメージしているようです。
2階は機雷掃海についてです。
米軍が日本に撒いた機雷の処理は今も日本は続いていて、未だに沿岸に埋もれていると思われる機雷が341個あるということです。
機雷掃海については機雷掃海についてに詳しく載っています。
各種の機雷が展示してあります。
最近の機雷は深いところに敷設できるようになっているため、発見するための装備も高性能なものを使っているそうです。
遠隔操作の水中処分機です。
遠隔操作で機雷のワイヤーを切って、浮き上がったものを処理したり、爆雷を投下して処理したりできるようになったそうです。
掃海には、海をさらうようにして、機雷を片付けるという意味がありますが、現在は探知機を使って機雷を一つづづ発見して処理する掃討に変わってきたということです。
機雷処分員
遠隔操作で処分できるようになった今でも、確実に処分するために、処分員が直接爆破する方法を取ることが増えているそうです。
暗い海の中で、爆発するかもしれない機雷に慎重に爆薬を仕掛けて、潜水病にならないようにゆっくりと上がってくる作業はどれほどの恐怖心と戦いながらの作業なのでしょうか?
想像もできません。
掃海艇の装備です。
浮き上がった機雷を撃って処理するための銃ですが、最近は確実に処理するために爆薬を付ける方法が使われているため、あまり使う機会はないそうです。
ウインチです
掃海電線の他、探知機や遠隔処分具などの投入、収容などにも使うのだと思います。
その他にもいろいろな装備が展示してありましたので、
ご要望がありましたら追加します。
3階は潜水艦
潜水艦内の模型です。
画像をクリックして拡大表示していただけると見えますが、各所の説明もついています。
食堂の様子や実際の潜水艦内での生活についての説明と展示です。
実際のテーブルと椅子、椅子の中に食料などの保存ができるようになっています。
こちらはロッカーとベッド、実際にベッドに横になって狭さを体験することができます。
靴を脱いで試してください。
通路の上に魚雷が展示され、床に説明が書いてあります。