厳島神社の大鳥居は2012年、暴風により屋根の一部が破損して修理が行われましたが、その際に支柱についても調べたところ1950年に海水に浸かる部分の継換え工事の際の調査で、厳島神社の大鳥居東側の支柱に空洞があるという記録があったことがわかり、9月3日から本格的な調査のための足場が組まれました。
本格的な調査は9月17日から20日までの4日間の日程で行われ、調査後に修理について検討されたようです。
現在の大鳥居は1875年7月に完成したもので、昭和25年に海水に浸かる部分のみ継ぎ換え工事が行われている他補修なども行われていますが、、すでに建設から138年経過しているため、建て替えの時期にあるとも聞きます。
建て替えできない理由として、材料として必要になる樹齢何百年というクスノキは天然記念物に指定されているため伐採できない状態のようです。
現在の大鳥居建設の際にも材料となる巨木探しに20年近くかかったとききます。
調査中も、観光客の立ち入りはでき、ライトアップも行なわれました。